シロアリと湿気

床下の湿気は、みなさんが思っている以上に強敵です!そして想像以上に破壊力があります。湿気で腐食した木から出るカビの臭いや、腐敗した臭いをシロアリが嗅ぎ付け、どこからともかくやってきます。シロアリは地中に潜んでいるので、壁に木や物を立てかけていたりすると、そこから侵入するケースもあります。
中古物件を買う際や、リフォームする際は、見た目だけではなく、業者や不動産屋に床下や天井裏を見てもらい、追加料金や、施工不可能=解体にならないように気を付けましょう。

シロアリを放置しておくと、このように柱を食べて2階まで登っていくこともあるんですよ!
初期にシロアリを発見するのはとても難しいです。
しかし、もしかしたら?と思える箇所は、3つほどあります。
1つ目は、浴室です
タイル張りで浴槽や、窓辺りにひび割れがある所から水が染み出していき、内部の木材を腐らせていくからです。
2つ目は、床下です
特に、昔の住宅だと床下が土なので、湿気が上がってきて床板や土台を腐らせていくからです。
3つ目は、北側の外壁です
北側は陽の光が届きにくく、梅雨時期にはジメジメしている状況が続きます。そんな時に北側の外壁に物を立てかけたり、ぴったりとくっつけていると、シロアリが登って土台などに侵入します。

もしかしたら?と思ったらご相談ください!

2016年09月01日