[リフォーム物件・リフォームについての注意点]

シロアリと湿気

床下の湿気は、みなさんが思っている以上に強敵です!そして想像以上に破壊力があります。湿気で腐食した木から出るカビの臭いや、腐敗した臭いをシロアリが嗅ぎ付け、どこからともかくやってきます。シロアリは地中に潜んでいるので、壁に木や物を立てかけていたりすると、そこから侵入するケースもあります。
中古物件を買う際や、リフォームする際は、見た目だけではなく、業者や不動産屋に床下や天井裏を見てもらい、追加料金や、施工不可能=解体にならないように気を付けましょう。

シロアリを放置しておくと、このように柱を食べて2階まで登っていくこともあるんですよ!
初期にシロアリを発見するのはとても難しいです。
しかし、もしかしたら?と思える箇所は、3つほどあります。
1つ目は、浴室です
タイル張りで浴槽や、窓辺りにひび割れがある所から水が染み出していき、内部の木材を腐らせていくからです。
2つ目は、床下です
特に、昔の住宅だと床下が土なので、湿気が上がってきて床板や土台を腐らせていくからです。
3つ目は、北側の外壁です
北側は陽の光が届きにくく、梅雨時期にはジメジメしている状況が続きます。そんな時に北側の外壁に物を立てかけたり、ぴったりとくっつけていると、シロアリが登って土台などに侵入します。

もしかしたら?と思ったらご相談ください!

2016年09月01日

浴室リフォームはシロアリに要注意!

DSC_0754

昔の住宅の浴室といえば、壁はコンクリートにタイルを張ったものや、ステンレス製の浴槽といったものが多いと思います。壁のタイルのひび割れや、床のすみっこのひび割れなどからお湯が染み出して、知らず知らずのうちに周りにある木を腐食してシロアリを呼び込みます。

うちは大丈夫?と思ったらご相談ください!

2016年09月03日

リフォームをする際、又は、中古住宅を買ってリユースする場合、床下の状態などを確認しておきたいですね。お風呂場は特に確認場所でありますね!昔の住宅は、今の住宅と違って土盛り(土がむき出し)の状態で、湿気やシロアリが発生しやすくなっています!見た目では判断するのが難しい所です。
畳がフクフクするということで畳を剥がしてみると、湿気で木が腐り、シロアリが大量発生していました。床を支える床下地合板、根太、大引き、土台までもが食い尽くされていました。又、柱も根元がない状態で非常に危険な環境で、ここまでひどいと住宅部分の解体になってしまいます。柱の根元がやられているということは、天井裏までシロアリが上っている可能性があります。